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フェンスとセックスをして捕まった男
Man 'attempted sex with fence' in London park - Telegraph
恋は盲目という。恋は人を夢中にさせ理性や常識を失わせるもの、という意味である。

ハートフォードシャー州スティーブニッジに住む24歳のダニエル・フレンチという男性がいる。
愛を真心、恋を下心とするならば、酒に酔ったこの男性はまさしく盲目の状態にあった。

月曜日のことであった。時刻は早朝、腰の低い太陽に照らされて澄んだ空気が青白く色付いていた。
昨日の陽が沈んだあたりから友人と酒に浸っていたダニエルは、当然のように夜明けまで酒と時間を共有し、今さっき陽の当たる場所へ出て来たわけだ。
ダニエルの千鳥足は自宅へ向かい緩慢な動作を始めた。しかし、肌寒い大気に後押しされその歩幅は徐所に広がっていた。レスタースクエア(おそらく公園みたいなトコ)を通りかかったあたりには既に両手の指先がかじかんでおり、両手のひらに生暖かい息をはく動作がすっかり板についていた。
足早に帰路を辿っていたダニエルはふとそこで足をとめた。何故だろうか、下半身が疼くのである。尿意ではなかった。泥酔しきった頭で暫く考え込んでいたダニエルはやがてレスタースクエアの中へと歩を進めた。
敷地内で右往左往するダニエルはやがてその視線を一カ所に定めた。猪突猛進とはいかないふらつく足取りであったが、ダニエルは漸くというふうに目的の場所へ辿り着くと、猛然と事を始めたのである。

初めにその秘め事を目撃した者はさぞやショッキングだったろう。なにせ男性が公然と性行為に及んでいたのだ。フェンスを一名とカウントしないのならばそれは自慰に違いなかったが。

然るべきところに通報されたダニエルは、やがてお縄に付くこととなった。脱衣の状況は定かでないが、気温のことを鑑みるに全裸とまではいっていないのだろう。
やって来た警官にはその場から立ち去るように警告を受けたとの事だが、自らには弁護士の親戚がいる、と豪語してそれを拒否した。その上なおもフェンスに対し腰を動かして警官らを挑発したのだという。口から出任せに嘯いたのでなければ、その弁護士の親戚をよっぽど過信していたのだろう。間違った方向で自分に言い訳をし、事件を惹起してしまったのかもしれない。

素面に戻ったダニエル・フレンチは法廷で、フェンスと愛し合ったことなど吐き気がする、と真っ向から否定している。しかしその一方で、事件当時はほぼ泥酔状態であったことを認めている。

HEAVEN フェンスとセックスして捕まった男より

今回の件ではフレンチは無罪。というより、裁判長いわく、「拘置所で頭を冷やした時間が今回の償い」だとのことです。
2007年11月22日 / TB:0 / CM:0
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