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クラッカーの爆発解除に呼ばれた爆弾処理班
クリスマスディナーには欠かせないのがクラッカーである。
このクリスマスクラッカーは今から150年余り前の1847年、菓子職人であったトム・スミスによって発明された。
過去、ロンドンのユーストン駅に飾るため約1m80cmの巨大クラッカーが制作される事もあったようだ。

さすがにその程度のクラッカーを人の真横で鳴らしたりすると危険だが、市販されているお手軽サイズなクラッカーの威力といえば、それこそ沸騰したヤカンの笛音やガラスコップを取り落として割った時の音なんかとそう変わらない。ありふれた音でしかない。
しかし、一応のこと火薬が用いられた発火物である。精密機器が搭載された航空機内なんかに持っていくのはタブーなのだ。おそらく。

今回、そのクラッカーを安全に輸送するために、爆弾処理班が手配された。

舞台はイギリス。この度スコットランド・ガーズ・アソシエーションの面々は、イラクやアフガニスタンなどの海外で任務を行っている兵士たちのため、クリスマスに七面鳥と一緒に使ってもらおうとクラッカーを贈る事になったのだという。
しかし、その品々を送り出す直前になって思わぬ事実が発覚してしまったのだ。

その時、輸出禁止品リストを眺めていたイアン少佐は目を疑った事だろう。そのリストの中にクラッカーが入っていたのだ。
なんとも悩ましい事である。クラッカーを飛行機で空輸するためにわざわざ一度分解して、そして現地でまた組み立てないといけないのだ。
発火物なので危険なことに違いはなく、発砲音もそれなりのものがある。この対応は仕方のないことかもしれない。
このまま黙っていればスルーされるかも。などという思いはイアン少佐の中に寸分もなかった。多分。
ルールは守るものである。航空機と人員の安全が第一である。多少大袈裟であるかもしれないが、この「クラッカーは危険物」という情報をもとに爆弾処理班が呼ばれる事になった。

やがて招集された爆弾処理班によって全てのクラッカーから信管がはずされた。これで破裂する危険性はない。かくして空路の安全は保たれたのだ。
クラッカーの処理には2時間を費やしたという。

がらくたGallery〜海外仰天・面白ニュース〜: ■爆弾処理班、クラッカーの爆発解除に呼ばれるより

「多数のクリスマスクラッカーは危険な貨物と分類されるため、特殊な扱いを必要とします」と国防省のスポークスマンはコメントしている。
2007年12月18日 / TB:0 / CM:0
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