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体重約136kgの作業員が12メートル転落するも無傷
高所で作業を行う者は、常に危険と隣り合わせにいる。多くの場合、安全を考慮して命綱の類いを装備するが、時折その安全措置を感けてしまうことがあるのも事実だ。あるいは、そういう安全装具を準備しない作業場があったりするのかもしれない。

ワシントン南東部の建築現場で、20代半ばのとある男性作業員が高所から落下した。12メートルの高さだった。

金曜日の午前中のことだ。彼はいつもと変わらず、建設現場の作業員として仕事に従事していた。
エレベーターシャフトの最上部での作業である。本来ならば安全装具をつけて然るべきなのだが、生憎と彼はそれを身につけなかった。面倒なこともあったし、何より動きづらかった。なにせ彼の体重は136キロもある。装具を身につけたら作業の効率性は今までよりも格段に下がってしまうだろう。

作業は順調に進んでいるものと思われたが、一つだけ違和感があった。足下が妙にぐらつくのである。
普段から高所で作業することも多かったので、多少の揺れには慣れていたが、今回のものは引っかかった。もしかして足場を組んでいる鉄骨の量がいつもより少なかったりしたのだろうか。
たわむ足下。その原因を調べようと彼が身を乗り出した瞬間にそれは起こった。

重機で建物を押しつぶすような破砕音を耳元で聞いた彼は、気がつくと宙にいた。唖然と瞬きをする彼は未だに何が起こったのかを呑み込めず、ただうっすらと心地の悪い浮遊間をその体躯に感じていた。やがて頭上に目を丸くした仕事仲間を認めると、彼は合点した。何故仲間が逆さまに立っているのかを。
その後はあっという間もなかった。気がつくと仰向けで地表にねていたのである。

作業仲間は必死に具合を訪ねてきたが、どこも痛む箇所はなかった。それどころか、スリリングな体験をして少し酔ってもいた。
仲間が教えてくれた話によると、足場の合板が割れて落下。自分は落下中に二枚の足場に衝突すると、それら二枚もことごとく粉砕し最下部まで落ちてきたのだという。

体重約136kgの作業員、12メートル転落してほとんど無傷 | エキサイトニュースより

コロンビア特別区消防当局の広報担当アラン・エッター氏は、「助かったのがまず信じられません。それに加えてほとんど無傷だったなんて」とコメント、無事だと聞いたときは驚いたと話している。
「病院へ行っても、追い返されるくらいのケガですよ……」とエッター氏は言う。地表までの間に二枚の足場を挟んでいなければ惨事になっていたかもしれない。
2007年12月19日 / TB:0 / CM:0
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