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フィリピンの9歳少女が頭部だけをワニに食べ残される
 10月31日のこと、この美しいパラワン島南西部のリサールという町の外れにある浅い川で悲劇が起きた。11歳の兄と9歳の妹が友達の家でテレビを見た後、家に帰ろうとして浅瀬を渡っていた。幼い2人でも膝まで水に浸かる程度で渡れる浅瀬だった。
 その川にはワニ(クロコダイル)が生息しているが、これまで人間が襲われたことは一度もなかった。過去に家畜が襲われたことが数回あった程度である。
 妹を先導しながら浅瀬を渡っていた兄が妹の悲鳴を聞いて振り返ると、妹の体がワニの顎に捕らえられていた。ワニは妹を捕らえたまま水面下に姿を消した。
 兄は、川の向こう岸にいた人たちに向かって大声で助けを呼んだ。その人たちは兄を助け出して、ゴムボートに乗せた。だが、妹を救うことはできなかった。妹を襲ったワニの姿はどこにも見当たらなかった。
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 兄妹の両親や親戚が現場にやってきて、夜を徹しての捜索活動を続けた。そして、ついに現場から500メートル離れた地点で、著しく損傷した頭部だけが発見された。少女の変わり果てた姿だった。胴体や手足は見つからなかった。
 その翌日、親族や友人たちが少女を葬った。
2006年11月04日 / TB:0 / CM:0
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